星めぐりの道具箱

望遠鏡作り、双眼鏡、惑星撮影など

胎内星まつり 2023

新型コロナのために中止されていた胎内星まつりが4年ぶりに開催され、8月19日~8月20日に行ってきました。

      胎内星まつり2023案内パンフレットから

新潟駅はものすごい暑さ、8月19日午後に会場に向かうと青空に雄大な積乱雲が広がっています。

 

目立ったのは中国製の機材です。ZWO社は鏡筒、架台、CMOSカメラなどを展示していました。

電子観望用の望遠鏡も各社から展示されていました。

ハーモニックドライブ赤道儀も多く出展されています。

米国製、ダイレクトモーター駆動の架台

賞月観星のアイピース

大きな望遠鏡もあります。

天文ガイドの星雲・星団案内を書かれている津村さんの50cmドブソニアン用の赤道儀プラットホームを見せていただきました。極軸望遠鏡は折り畳み式で軽量コンパクトに作られています。

夜は雲が多かったのですが、観望広場に行き50cmドブソニアンで雲間に土星、M27、M13を見せていただきました。

沼澤茂美氏の天体写真教室を聴講しました。星野写真は銀塩の時代には撮りましたがデジタルになってからは、ほとんど撮っていません。講演の中で、ソフトフィルター使用がデジカメでは必須とのことで、あ、そうだったのかと勉強になりました。

・デジカメの星野撮影ではソフトフィルターを使用する。

・ソフトフィルターはレンズの後ろ側に取り付ける。

後で詳しい友人に聞いたのですが、銀塩では星像がにじんで大きくなるがデジカメの撮像素子ではにじむことがないので明るい星も暗い星も同程度の明るさになってしまう。これを防止するためにソフトフィルターを使用するとのことです。

その他、フルサイズミラーレスカメラの場合と思いますが参考になりました。

・リモコンの代わりにセルフタイマーを使う。

・20mmレンズは人の目線に近い。