星めぐりの道具箱

望遠鏡作り、双眼鏡、惑星撮影など

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

接眼部の取り付け

18インチドブソニアンの接眼部にはStarlight Instruments社の2インチフェザータッチフォーカサー( 作動範囲1.5インチ)を選びました。他の候補も考えましたが24インチにはこれがベストと思い予算の節約のため18インチから取り外して使用することにしました…

高度軸の回転制限

高度軸は70°間隔に配置したテフロン板で負荷を支持しますが回転の際に側面方向の動きも制限することにしました。高度角についても鏡の保持方法の都合があり制限します。 8mm厚のテフロン板を加工して制限板を作りました。高度軸の側面方向の動きと回転角度を…

副鏡

ニュートン式反射望遠鏡には焦点を鏡筒の側面に引き出すために45度に傾けた楕円形の鏡(斜鏡とも呼びます)が必要です。短径4.5インチでも大丈夫ですが、少し余裕がほしいので5インチ(127mm)にしました。Antares Opticsに問い合わせたところ短径5インチ、…

主鏡

主鏡は2017年春に鏡作りの名人として知られる Carl zambuto 氏のZambuto Optical Company に発注しました。ホームページにあるSeven Criteria には干渉計による計測値だけではなく鏡面の形状の滑らかさと面粗さが小さいことが重要とあり、細かな問い合わせに…

三角板の回り止め

主鏡フローティング支持のための三角板ですが、揺動支持点回りの回転止めを設けました。最初は厚さ0.5mmのペット樹脂板で制限を作ってみましたがヘナヘナと曲がってしまいだめだったので百円ショップのダイソーで求めたポリプロピレン板(厚さ1.2mm)で作り…

11月16日、木星の衛星ガニメデによるイオの掩蔽

11月16日の19時過ぎに木星の衛星ガニメデによるイオの掩蔽が見られます。状況を模擬したアニメーションを作りました。 今回は都合があり見られないのが残念です。 (アニメーションの中の時刻は世界時なので日本では9時間をプラスします)