星めぐりの道具箱

望遠鏡作り、双眼鏡、惑星撮影など

トラス支柱の黒色化

24インチ望遠鏡のアルミパイプのトラス支柱ですが、反射光が像のコントラストを低下させていないか気になります。黒い熱収縮チューブを被せることにしました。少し重くなりますが持った際の感触が冷たくないのとぶつけた際のガチガチ音も小さくなりそうに思います。

熱収縮チューブは米国アマゾン経由でポリオレフィン樹脂製、長さ6m、内径40mmのもの3個を購入しました。

Cloudy Nights のフォーラムの記事( Dob trusses shrink wrapped )で紹介されていたものです。

品物は米国アリゾナ州のTucsonからの発送で5日ほどで届きました。早い!、中国製です。

ヒートガンでトラス支柱一本につき20分くらいの作業時間です。きれいに縮ませるにはけっこう時間がかかりました。

反射光を見ると艶消しでいい感じです。

熱収縮チューブの先端は、はさみでカットして接続部品を組付けました。

熱収縮チューブの重さは測ってみると340g/6040mmでした。厚さは0.4mm程です。長手方向の収縮はほとんどなかったので支柱長さ1680mmで計算すると8本で合計757gの重量増になります。この倍くらいのカウンターウエイトをミラーボックス下部に追加する必要があります。