星めぐりの道具箱

望遠鏡作り、双眼鏡、惑星撮影など

24インチ望遠鏡で星雲、星団を初観望

北茨城の公園に24インチドブソニアンを運び初めて星雲、星団を観望しました。大きく重いです。重い部品は主鏡運搬箱が27kg、ロッカーボックスが20kgです。これらを家の屋根裏から狭い階段で1階まで降ろすのが大変でした。車(ホンダのシャトル)には荷室前側にグランドボード、ロッカーボックス、ミラーボックス、下トラス枠を重ねて、バックドア側に主鏡入りの主鏡運搬箱、その上に保護用の緩衝材、さらに副鏡ケージ、上トラス枠を重ねました。脇には高度軸の半円板と脚立を置きました。これでほぼ満杯状態、助手席側には運搬用の台車を載せたので余裕はほとんどありません。その他の荷物は適当に隙間に詰め込み、赤道儀プラットホームは載せていません。

 

今回はシュラウドを取り付けたので鏡筒の高度軸回りのバランスが厳しくなり8x50mmファインダーの代わりに軽いドットサイトを使用しました。ミラーボックスの背面にはカウンターウエイト2.5kgを4個(合計10kg)を取り付けています。バランスは、この状態で長焦点の重いアイピースにも対応できました。

鏡筒が水平より下に向かないように耳軸裏側の端には制限を設けました。主鏡の抜け止めを運搬箱の4隅に設けていますがこれで安心です。

明るい間は薄雲が広がっていましたが夜には晴れ間も広がりM13、M4、M27、M51、M57、M16、M17、M8、網状星雲など楽しめました。18インチとの差を感じました。M57の中心星は、はっきりと確認できず課題です。

 

夜露がひどく雷雨の可能性もあったので夜半にはカバーをかけて寝ました。全体用のカバーをほしいのですが、鏡筒にはタイヤ用のカバー、ミラーボックス側にはブルーシートをかけています。