天文関連ではありませんが、5月8日の新聞に「彫り続けて40年マリア像長崎へ」の記事がありました。彫刻家の親松(おやまつ)英治さんが島原の乱の犠牲者の慰霊のために作られたとのことです。製作しているアトリエで見られるのは今回の公開が最後とあり40年かけて作られた木像を、どうしても見たくなりました。マリア像はまず50cmの像を作りさらに2.5m、6mと拡大してバランスを調整して最終の高さ9.5mの像を製作されています。長崎へ運ぶ前の一般公開は5月14~15日とあり5月15日に見学させていただきました。藤沢市みその台の学園施設の中にアトリエがありました。
緑が濃くとても静かな環境です。
マリア像のためにアトリエは屋根が嵩上げされています。
入口には彫像が展示されていました。
大きいので台座と上の部分は分割されて製作されています。像の内側は空洞になっていました。
台座と別にされていても見上げるような高さと大きさです。40年かけて作られたという熱意が実ったのですね。素のままだと焼けて劣化するのでマリア像にはこれから透明の保護塗装を施すそうです。