今年は土星の環が地球に対して真横を向くために環が見えなくなったり、細くなるのですが、土星の合が3月12日ということもあってなかなか観察できませんでした。太陽に照らされた環を裏側から見られるのが5月7日までなので、それまでに見たかったのですが家のベランダからは見づらい位置だったのが残念です。梅雨明けも近くなり、気流も落ち着いてきたので24インチドブソニアンで明け方に土星を撮りました。
土星 2025-06-29 (yyyy-mm-dd), 18:58.2 UT CM I 332.9° CM II 57.6° CM III 281.4° Seeing: 8/10 Trans:2/5
24” f4 Newtonian (Dobsonian) 5x Powermate ZWO ASI585MC ADC (with Baader UV/ IR cut filter) 20.7ms, 60sec x6 50%frames stack (derotation 6 images)
土星本体に比べて環が暗く撮れていますが、眼視(490倍)で観察すると環は画像よりも明るく見えました。気流は落ち着いていましたが、薄雲が出ていました。なぜかカメラが不調でfpsが上がらず、いろいろと試しているうちに薄明が始まってしまいました。