星めぐりの道具箱

望遠鏡作り、双眼鏡、惑星撮影など

光軸ずれの確認

昨夜、スパイダーの羽根の厚さを1.2mmに増したので姿勢差による光軸ずれがどの程度か確認しました。

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    高度20°程度           高度80°程度

羽根の厚さ0.3mmの場合よりもずれは大幅に小さくなりました。微妙なずれはあります。フォーカサー取り付け部にかかる負荷の方向が変わるためかもしれませんが大分良くなりました。振動も収まりましたが、スパイダーで生じる回折の光条は明るい星ではっきり出ます。

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光軸はとりあえずレーザーコリメーターで合わせた状態です。ファインダーも取り付けて初めて上弦に近い月とリゲル(伴星が見えました)、シリウスを見ました。真冬のお天気で気流がひどいです。副鏡ケージをアルミ材で作りましたが手で触ると冷たい!、木の取っ手をつけたくなります。