今年初めての土星、木星を撮影しました。7月16日はノートパソコンやソフト、18インチのドブソニアンの動きを確認しながらの撮影です。カメラはZWO ASI462MCで撮りましたが特に木星は撮像素子の画角に対して目いっぱいで、不安定な追尾なので時々画角をはみ出しました。高度は30°ほどですが思いのほか気流は安定していました。
2021-07-16-1457_6(UT)
衛星Europeの模様がかすかに写りました。WinJUPOSでデローテーション処理をすると衛星の画像がずれてしまうので60秒の単一の動画を画像処理しています。
7月17日は大赤斑が見えましたが、昨年より赤みが減っています。大赤斑は今木星の経度0°(CMⅡ)近くに位置していてこの50年で木星を一周してきたとのことです。FireCapture(V2.7β)を使っていますがなぜかファイルを保存できなくなりました。それで以前使っていたV2.5を立ち上げてZWO ASI224MCで撮りました。後からわかりましたが、最大の画素で撮ったときにこのようなことが起こっていました。その後画素数を減らしたところ問題なく保存できることがわかりました。パソコンの転送能力が追い付かないのでしょうか。