火星の視直径ですが11月になりついに20秒角を下回ってしまいました。10月25日から10月31日の間に撮った写真になります。
10月25日(日)は夕方土星、木星を見ると意外に良く見えました。風もそれほどなくまずまずの画像が撮れました。
大シルチスが真正面にきて火星らしい絵になりました。近赤外の画像では雲を透かして地表の模様が見えているので比較すると雲の様子がよくわかります。
10月26日(月)は25日と同様の気流でした。はじめに眼視で見たときにND2フィルターを付けて見たのですが、撮像の際に外し忘れていました。
10月27日(火)は3日連続で晴れが続き少し疲れました。初めは良い気流でしたが途中で雲が広がりその後23時過ぎにはひどい気流になりました。
火星の自転周期は24時間37分なので地球よりも約40分長いです。このため地球から毎日同じ時刻に見る火星面の模様は約9度づつ移動していき約40日後に同じ模様が見えるようになります。模様が毎日少しづつずれていくのがわかります。
その後、10月31日(土)は良く晴れて23時過ぎまでベランダで撮像しました。気流はこの季節にしては良かったですが、北風が吹いて寒くなりました。これからはダウンが必要になりそうです。