10月1日は久しぶりで快晴になり、中秋の名月も東の空から登ってきました。風もなく18インチドブソニアンで夕方から木星と、火星を撮りました。木星は大赤斑がかろうじてまだ端に見えていますが気流がボヤボヤでした。
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このあと東の空から火星が登りマリネリス渓谷を入れて撮りたかったのですがまだ主鏡の温度順応が出来ていないのか、気流のためなのかよい像が撮れません。24時過ぎには、火星の高度が高くなり気流がだいぶ安定してきました。双眼装置(500倍)で見るとシレーンの海からキムメリア人の海にかけての薄緑色の濃淡と西側のリムが神秘的に輝く火星が見えました。画像にはアルシア山にかかる白雲とオリンポス山が写りました。
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