星めぐりの道具箱

望遠鏡作り、双眼鏡、惑星撮影など

副鏡ケージの仮組

副鏡ケージの仮組をしました。剛性が気になりますが組みあがるとがっしりとしています。副鏡スパイダーの羽根は厚さ0.3mmのステンレス板で張力を掛けて張ってみました。副鏡ホルダーはしっかり固定されました。

7月7日の記事に書いた鏡筒軸回りの剛性が高い構造ではないのでねじり剛性が気になります。完成後に実際に天体を導入して風や振動の影響を確認したいです。

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当初接眼部の取り付け位置を覗きやすいように上側に22.5°傾ける(高度の低い天体では少し見下ろす)つもりでした。しかし検討してみるとF4の主鏡では鏡筒が長いため高度30°の天体を見る場合に接眼部の高さがポンセマウントなしで1680mm程度になります。これでは足台が必要になるので水平に取り付けることにしました。この場合1680mm→1500mmになります。

これに伴ってスパイダーの配置を重力方向に対して+配置→X配置にすることにしました。副鏡オフセット用の取り付け穴は開け直す予定です。

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